An "I " Novel from The City Of Angels

Diary 『バンコク在住日本人ギタリストの日記』

今週はsession with DJ Gokiuchi と improvisation music for erotic poem

f:id:amatutitaki:20170620211131j:plain

苦難の数カ月ももうすぐ乗り越えられる。今はまだまだきっついが見通しが立ってきたので気分は少し楽になった。日曜のライブは企画が面白いのでどうなるかわからないけどきっと楽しい夜になるだろう。

www.youtube.com

金曜はDJ gokiuchiとのセッション。会うのがかれこれ10年ぶりくらいなのかな。みんななんだかんだでしっかり音楽を続けていてそれぞれ進化しているので、久しぶりの邂逅というのはいつでも興味深いものだ。おまけにそれがタイのお客さんの前ってのも面白い。どんな結果になるのか楽しみにしている。

 

そして日曜はローカルエリアにある洒落たBAR Method to My Madnessにてイベント。このBARに https://www.facebook.com/methodbarbkk/?fref=ts にメッセージを送ったのは先月。その後、彼等は俺の音を聞いて自分たちでリーディングポエトリーとのセッションという企画を考えてイベントを組んでくれた。予想外の企画で嬉しい驚きだった。

www.youtube.com

普段、eroticとはなんぞや…とはあまり考えないわけだが、今回は演奏するために自分なりに少し考えてみなくてはいけない。多種多様なセクシャリティーを受け入れることに関してはタイという国は日本とは比べ物にならないくらい寛容なわけで、その国の若い連中が感じるeroticの基準も多種多様だろう。そういう意味では俺はいたって面白みのない男なので想像に任せるしかないが…。

例えば、エロイ曲なんてワードで検索してみたが、俺にとってはちいともエロくない歌がたくさん紹介されている。要するに、紹介している皆さんが歌っている奴に欲情しているだけで音楽はぜんぜん関係ない感じだし理解に苦しむ感じなので参考にならない。やはりここは自分で掘り下げて考えるしかないのだろう。個人的には静寂の方にeroticを感じるので、せっかくの機会なので『演奏中に静寂を作る』という楽器弾きには一番勇気のいる試みに挑戦するべきなんだろうな。

www.youtube.com

どちらにしろミュージシャンだけではないセッションというのは以前から好みだ。音楽だけだとわかりやすいし演奏しやすいが、発表会みたいになりがちでドラマ性に欠ける場合が多い。今回はまるで何もわからない出たとこ勝負の異種格闘技って感じで緊張感は満載だけどやりがいのある即興セッション。時間のある方は是非是非。