2018年9月~10月のあれこれ
KOTA amatuti TAKI Mini Tour 2018
>> Free improvisation music in Chiang-rai / Chiang-mai
2018/10/17(Wed)
Gallery <Chiang-rai> ... More detail coming soon.
2018/10/19(Fri)
Solo at Live Bar <Chiang-mai> …Now booking.
2018/10/20(Sat)
Thapae East Venue for the Creative Arts <Chiang-mai>
HP >> https://thapaeeast.com/
FB >> https://www.facebook.com/pg/ThapaeEast/about/?ref=page_internal
2018/10/21(Sun)
Studio3 at SRIPRAKARD CHIANGMAI <Chiang-mai>
STUDIO3 HP >> http://studio3.c2ec.com/
Sriprakard Chiangmai FB https://www.facebook.com/pg/%E0%B8%A8%E0%B8%A3%E0%B8%B5%E0%B8%9B%E0%B8%A3%E0%B8%B0%E0%B8%81%E0%B8%B2%E0%B8%A8-Sriprakard-Chiangmai-597232353720028/about/?ref=page_internal
ここのところ体調がいまいち。3年前~2年前の時期に一度身体を壊しかけて落ち切ってしまった身体は少しずつ戻りつつあるが、悲しいかな同時進行で《老い》がキテるもんでバランスとしては一進一退。昼の仕事をしながら音楽のプロジェクトを同時に進めていくってのがこんなに大変だとは正直思っていなかった。曲作りの依頼を2件抱えただけで時間で既にあたふたしてるし…。要は若いころの気分でいたけど、若い自分と今の自分とには絶対的な生命力の差があるってのを思い知っているわけだが(笑)以前はシンプルに寝る時間を削って試行錯誤していた。今は完全に無理。寝ないと何も考えられない。嘆いても仕方ないのでこれも人生だと思って今の俺に合った創作スタイルをさがすしかない。一番の問題は想像力の部分。フルタイムのアーティストはすべての時間を割いて創作をしているが、今の俺は日々余計な情報をインプットしているもので濁っていく。己自身を先ずはニュートラルな状態に戻すという余計な時間が必要になるが、これがとても難しい。どうすればクリエイティビティ―を保てるかってのが現在の命題。
今作っているのはバンコクの洒落たデパートの最上階にある日本のデザイナーが作った空間の為の90秒のイメージ映像に音を付けるって仕事と、チェンライ在住のアメリカ人デザイナー/スタジオミュージシャンの友人がオファーをくれた、レーザーウッドカービングを使って作ったカセットケースにアジアのアンダーグラウンドミュージシャンの作った作品をパッケージするってプロジェクトに使う20分ほどのサウンドスケープ。どちらも興味深いオファーで、俺の音を踏まえてのアーティストの依頼なのでやりがいがあるし、なんとか良いものを作らなくてはいけない。来月の《チェンライーチェンマイ》は後者のレコーディングの為に行くついでに組んだツアーで、チェンライは初めてだしチェンマイは1年ぶりってことでミュージシャンの友人達に会えるのも楽しみにしている。良い演奏を届けたいもんだ。
壊れていたPCが戻って来たのを機に、FBに書いていた日々の諸々もブログに書くことに決めた。世間一般のブログのような紹介記事は書かないので、ほぼ個人的な音楽に関することと身の回りのあれこれしか書かない、まさに個人的な記録になっていくだろう。興味のある人だけ読んでくれたらそれで良い。年々通常の世界の興味の対象は狭くなっていって孤立が進んでいくがそれでいい。もうあれこれ見たところでやる時間もないので仕方ないし(笑)活動の中で出会う友人たちの活躍をSNS見ているだけで充分だ。
2018/09/12(Wed)
Carrier Wave 2 SN Kota Amatuti Taki ArakAbakaz Open Reheasal
>> Free Improvisation with legendary singer songwriter of Thailand, Arak Abakaz
Special Guest ; Arak Abakaz
And
Stylish Nonsense
Kota amatuti Taki
最後に次の水曜日に開催のオープンリハーサル。タイのレジェンドシンガーソングライターArak AbakazとStylish Nonsenseとの実験的セッション。歌い手とのフリーフォームセッションはバランスがとても難しいのでほぼやらないが、このプロジェクトは興味深いので参加することにした。
少し前にPok&Juneがタイのカラバオ世代の有名なギタリストの誕生日のパーティーに呼ばれて演奏をして、彼等から見たら祖父くらいの世代のアーティスト達に『君たちは宇宙人か?』と言われたという話を聞いて印象的だったので憶えていたんだけど、その時にArakさんに出会ったようだ。彼は成功して地位を得た今でも貪欲に新たな音を探し続けているが、以前にも書いたように若いタイのミュージシャンはリスペクトが強過ぎると自分を殺してしまってセッションにならない場合が多いので、彼等世代には理解不能の宇宙人であるふたりに声がかかったらしい。そして、Pok曰く『KOTAは相手がレジェンドだろうと気にせずいつもどおり自由にやるだろ?』ってことで俺にも声がかかった。年齢を経ても安住せずに未知の世界に挑戦したいって彼のアーティストとしての心意気がかっこいいなぁと思ったし、混ぜるな危険!って感じの面白そうなセッションなので参加せずにはいられないだろう。何しろ、どうなるのか全く予想がつかない。
本日は以上。