An "I " Novel from The City Of Angels

Diary 『バンコク在住日本人ギタリストの日記』

現実世界では初めてお会いしますね

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昨夜はSNSではつながっているが実際には会ったことなかった友人と夕食をした。そのまた友人で全く初対面のふたりの日本人とも一緒の会食だった。人付き合いの悪い俺にしては珍しい話だけど、いろいろな偶然が重なってたまたまそんな気分になったので行ってみた。最初はなんだかフワフワしてて不思議な感じだったが、結局そのまま流れで酒を飲みに行って、なんだかんだいろいろ話して、音楽聞きに行って…楽しい夜だった。気が乗らないときはメッセージの返信すらしなかったりするので、これも何かの縁ってやつなんだろう。

最後に De Communeってクラブに遊びに行ったが、バンコクで見た中で1番クラブらしいシンプルでかっこええ箱で音響機材もライブ機材もバッチリ。部屋から徒歩3分。ええ感じやわ。

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SNSの利用についてなんだかんだ書いてみる

昨今、個人情報の守秘に関して気を付けなくてはいけないということでSNSの使用に際していろいろ気を使っている方が多いようなんだけど、俺の場合は嫁も子供もいないし独りで住んでいるだけなので、よく見かける『知らない人の申請は受付けません』とか『申請はメッセージを添えて』的な風潮とは完全に真逆の見事に安易な使い方をしている。個人的にはコネクションが広がらないならばわざわざやる意味が無いと思っているので、住所特定余裕のさらし者状態である。周りに迷惑をかけると遺憾のでスパムにはめっちゃ気を付けているが、基本はガンガン申請ガンガン承認。気にくわない人はバッツリ拒否してね!ってな感じ。結果、約3000人の友人の半分くらいは会ったことのない人である。なので、電車の中で見知らぬ若者に『KOTAだろ!FBで友達だよ!始めまして!』って言われることはよくある。この前は楽器屋で『お、KOTA!君の演奏好きでよくFBで聞いてるよ。今日は何がいるんだい?』って店員さんが言ったのには流石にビックリしたが、その後の話はスムーズで悪い感じはない。とりあえず挨拶して別れると後でメッセージをくれたりするのでそれでしっかり憶える。この感じは個人的にはストリートで演奏してブッキングをゲットしていた時の感覚に近い。自身を公共の場に置いて『御用の時は呼んでね~』ってな感じだ。

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一時期、日本の友人の特に年配のみなさんがやたら神経質にSNSでも礼儀は必要だろうというような記事を書いていたのが俺は不思議でしょうがなかった。登録するかしないかは誰にも強制されていないのだから、そこに参加しなければ良いだけである。実際のところ、俺の周りでそれを気にする人はSNSを使わない。セキュリティー云々を考えるならばシンプルにそうするべきだろう。不特定多数のいろいろな世代、いろいろな国の人間のいる場所、例えば公園とか広場とか公共の場所に自分の意志でやって来て、『俺と話したいならば先ずは名を名乗れ!礼儀をわきまえろ!』って主張をしているようで、やたら自意識過剰に見えたので気になってしまった。

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色々な奴がいる場所に身をさらせばその中には興味を持って話しかけてくる人はいるだろうし、その中にはいい奴もいれば、性格の悪い奴や悪気はなくても馴れ馴れしい奴ってのもいるだろうし、そんなもんはどうしようもないわけで、大人なんだからあしらうなり無視するなり上手くやれよって話だ。

さっきから何が書きたいかと言うと、自分の常識は決してみんなの常識ではないってことだ。身を守りたいって気持ちはもちろん理解できるが、他人に自分のルールを当たり前に押しつけようとするのは傲慢で全体主義で偏狭な田舎者の老人の思考だ。この世界にはたくさんのライフスタイルがあって互いに理解しあうなんてのは不可能なのだから、許容できないならば黙って退場するなりアクセス拒否するなり自由にやればいい。