Rendezvous at BAR 12×12 (Thonglor 18/1)
昨夜はお客さんがけっこう入っていたけど友人ではなく知らない人の方が多かった。BARやレストランで初めて会う人の前で緩やかなフリーフォームの演奏をやるのはとても好きだ。音を介して少しずつ警戒心が解けて距離が縮まっていくのが良い。抽象的なソロとセッションの合間に珍しくリクエストに答えてベッタベタなラブソングとか『TAKE 5』とか誕生日の歌なんかも混ぜ込んだりしているうちにみんなリラックスして最後まで楽しんでくれた。真夜中を過ぎるとみんなべろべろになってきて、バラバラに集まったはずのみんなの間に親密な空気が流れていた。素敵な夜だった。
BAR 12 X12
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ゲストプレイヤーのタイ人チェリスト Kitcelloと俺は相性が良い。クラッシック/JAZZをきっちり勉強してオーケストラの団員でもある彼はタイで最高レベルのスキルを持ったエリートミュージシャン。方や俺はといえばパンク上がりの我流ギタリストで理論もまったく勉強していない。初めてやった時は、合わないかな…と思っていたが、過剰にドラマティックだったりロマンティックだったりするところが似ているので連綿とメロディーを紡いでいく感じになって気持ち良い。彼はコントラバス奏者でもあるのでベースラインも作れるし演奏のバリエーションも多い。演っていけばもっと美しい音楽になるだろう。
今夜は真夜中過ぎに【KIKCS FEST 3】という若手ロックバンドの多数出演するオルタナ系のイベントでソロ演奏。内容的にもお客さん的にも爆音を出しても怒られないってのが嬉しい。