An "I " Novel from The City Of Angels

Diary 『バンコク在住日本人ギタリストの日記』

SPIRAL LIFE

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ソンクランである。タイの正月は一年で一番暑い酷暑の時期にやってくる。休日の今日だったけど、暑いのが苦手なので部屋でじっくりギターを弾いて楽しんだ。途中でルーパーの電池が切れてぶつ切れで終わるけど、20日に怪しげなパーティーでトリップギターの演奏を頼まれているので良いリハーサルになった。

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昨夜は久しぶりにcocoonという俺の組んでいた即興集団で一緒に演っていたダンサーのYunソンクランパーティーでセッションをやった。前日には打ち合わせもやったが、この二人でやる時は内容が毎回変わってしまうので息を合わせる為のセッションみたいな内容なので話の内容はぜんぜん音楽的ではない(笑)擬音が飛び交う会話の内容は多分他の人には理解できないだろう。彼女とは1年以上前に一度セッションをやったのだけど、もう神戸を出て6年以上経ったわけで、ふたりともその間にいろいろ変わっているので、以前のイメージとのギャップで感覚が微妙に狂っていて、終わってから個人的には思ったような絵にならず軽く悩んでしまった。

良く一周まわって云々…てな表現をするけど、この感覚がその原因だったような気がしている。我々は時間の流れの中で生きているわけで、同じ地点には決して還れないのである。螺旋を描くように別の地点で出会っては何かを表現してレベルを上げていくようなイメージを毎回持つべきなんだろう。

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今回も打ち合わせと本番は結局ぜんぜん違ったが、ミーティングのおかげか悪くない景色にはなっていた。基本的に俺の音使いは荒っぽいので女性とコラボレーションをする時には少し柔らかい音色やコード感を心掛けることと、集中すると何もかも忘れるのでダンサーが音楽の中にいることを常に意識する必要がある。そして、セッションなので両者が自分の表現をしていなくてはいけない。そんなことを考えながらも自由に構築した久しぶりのセッションは、日本にいた自分とバンコクの自分を融合するような面白い時間だった。またそのうちやってみたい。

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タイの友人がHandpan Factoryを始めた

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タイで友人になったHandpan 奏者のHonちゃんとOnのユニットHONONが友人達とHandpanファクトリーを立ち上げてメーカーを始めた。MUTAという名前だ。

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あまり詳しくはないが、Handpanはスティールパンから派生したかなり新しい楽器で、2002年にヨーロッパで売り出されたばかり。最初に日本で俺が目にしたときはHang Drumって名前で聞いたけど、今はいろいろな種類があるので総称してHandpanというらしい。指で叩くので優しくて暖かい音がするので、この音色を嫌いだと言う人はほとんどいないだろう。通常アコースティック楽器は習得するのが難しいものだけど、これは誰が叩いてもすぐに気持ち良い音が出せるってのがすごく良い。音程は限られてしまうが叩けばコードになるので、音を奏でる楽しさをすぐに味わえるのも素晴らしい。

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映像のHONONのふたりの場合、音の配列の違う2つのPanを組み合わせることでメロディーとコード感とリズムを作っている。楽器としては限られた音程しかないってのは不自由なんだけど、音楽理論なんて知らなくても気持ち良い音色を出せる動きを見つけて、それを繰り返すだけで曲になっていくし、優しい音色で気持ちも癒されるわけで、例えばギターに挑戦してFのコードで苦戦した挙句『楽器は難しい』という先入観を抱いているような人にもお薦め。日常的に音楽を奏でる喜びを味わえる。あと、見た目もなんだか可愛らしいし丈夫なので実は俺も前から1個欲しいと思っている。

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現在清貧ミニマルライフ道を邁進中なので物を極力持たないという生活を続けているが、普段の生活用品に関してはほぼ欲求が無いのに楽器だけは物凄い頻度で欲しいものが出てくる。金物、鳴り物の音色には中毒性があるし1個で1音色なので集めだしたらキリがないし嵩が張るので定住する必要があるよな…と考えてはいつもぐっと我慢するのである。安住の地が見つかったら考えるさ。

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新しい楽器ってのは奏法が完全に確立していないので発展途上であるがゆえにアイデアを練る隙間がまだあって追及すると面白いだろうな。打楽器とメロディー楽器の両方の特徴を兼ね備えているので入り口はスムーズだけど奥が深い。映像見ててもスタイルはいろいろやわ。国によっても捉え方が違っていて興味深い。

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そんなわけでハンドパンについてつらつらと書いてみたわけだけど、俺はハンドパンの音色だけじゃなくてHONONのふたりの持っている優しい空気にいつも癒されてるわけで、最終的には音色=人間性なのかな…とか思っている今日この頃だ。

そういう意味では俺はまだ人間修行が足りまへんな。

Wanderer

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月日は百代の過客にして、行き交ふ年もまた旅人なり。船の上に生涯を浮かべ、馬の口とらへて老いを迎ふる者は、日々旅にして旅を栖(すみか)とす。古人も多く旅に死せるあり…懐かしいなこの一節。メーナムの船上で働く人達に俺が抱く憧れみたいな気持ちの根幹はこんな感じなんだろう。

バンコクにはたくさんのエリアがあって、POPS中心の店が多いとはいえ演奏できる場所も地方の街より断然多い。ただ、やはり時間の経過と共に行動パターンは決まって来てしまうわけで、どうしても視野が狭くなる。ひとところにいるだけでは得られない感覚と言うのは間違いなくあって、それは旅に出て新たな人と出会うことでしか得られない。そんなわけでどこかに行きたくなるのだ。今まさにじんわりと『行かなくては』というぼんやりした焦燥感に駆られている。

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同じエリアでの決まった行動パターンの中で固定し始めたイメージを打破する為の方法があるなら何でもよいわけだが、心の持ちようだけでモチベーションをコントロールするのはとても難しいので状況を変えてしまうのが一番手っ取り早い。焦ってもしょうがないが、自分なりに即興演奏を進化させていくためには俺の全く知らない場所で音でコミュニケーションを取る為に必死で足掻くことが一番良いってのはタイでの活動で既に証明されているので、周辺国へのツアーをきっちり組む為の地道な仕込みを始めなくてはいけない。日々に追われているだけでは止まってしまう。

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Turn on, tune in, drop out

この有名な一節の drop out という部分は自立するという意味なんだけど、LSDというドラッグのイメージが強すぎて別の意味合いで捉えられている。内容を踏まえるとindependentって言葉の意味と近いと思うが、こと音楽に関していえばこの言葉もジャンルを括る為の言葉になっているので、本来の独立や独自性を表す言葉とは逆の意味合いになってしまっていて言葉を正しく理解するってのは難しいなぁと思う。でも気になった日本語について英語を調べてみるだけでいろいろ発見があって興味深い。調べるほどに混乱してどの言葉を使えば良いのかわからなくなっている気もするが、思いを巡らせるってのはそれだけで楽しい。

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Derek Bailey の即興演奏。音楽的な部分のあれこれは俺には関係ないのでさておき、独自性においては疑う余地もない。表現のコアにある揺ぎ無い強靭な意志こそが人の心を動かしている。そんなことを考えていたらCHAOS JAMの次のセッションの企画が入って来た。コアなセッションを常に特別な場にするために、それを維持するために、個人が進化し続けていかなくてはいけない。偉大な先人の意志を見習いつつ俺も気持ちを締めなおして今日も己の音楽を追いかけてこよう。

 

KOTA amatuti TAKI Live Schedule 2018-⑤

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KOTA amatuti TAKI Live Schedule 2018-⑤

3月は6本。セッションが多いが面白い企画が多くて楽しい。雨季に入る前のイベントラッシュで小さいイベントは押され気味になるけど、興味深い出演者が多いのでライブミュージックの好きな方は是非。

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2018/03/23(FRI) 8pm ~ 0am

Stylish Nonsense meets DR LUM

at The OVERSTAY

STYLISH NONSENSE meets DR LUM
'AT THE SECRET LABORATORIES' an evening of experimental molam dub tronic bass culture

23日はピン・クラオのThe Overstay にてモーラム楽器とサイケノイズって感じの実験的セッション。個性的なメンバー大集合でカオスな空間になるでしょう。コアなイベントの多いThe Overstayは最近大人良くなっていた警察がまたうるさくて、今回も0時にはイベントが終わる方向らしいので早目のご来場を。

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2018/03/29(THU) 20:00~20:30

Vimana Sound - Valuna, Kota Taki & Yui Cello

Vimana flying palace will transport us to new heights through sound.
We welcome a newly formed performing art duo, Valuna, consisting of Soluna from France doing Japanese theatrical dance, known as Butoh, as well as calligraphy and voice performance, and Naoto Vava K from Japan playing the tabla, performing throat singing, electronics, and dance. Joining them is free-improvisation, psychedelic guitar player Kota Amatuti Taki and storytelling, experimental cellist Yui Cello.
● Valuna Vortex-Art-Experience
● Amatuti dub drawing space - KOTA TAKI
● Yui Cello
// 200b Entry //

29日はサトーンのJAMにて10年以上ぶりに一緒のステージに立つ友人NAOTOのユニットValunaと美しい音色で実験的なオリジナルを奏でるタイ人女性チェロ奏者 Yui Celloとのセッション。もちろん各々のセットも演る。Valunaはフランス人の女性ダンサーによる舞踏とタブラや喉歌って感じのトラディショナル且つサイケな音。この日はバンコクではなかなか見られないエッジの効いた集中力の高いステージが見られるだろう。JAMは小さいけどその分親密で良いステージになることが多い。

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2018/03/31(SAT)15:00~22:00

SISTER BIG STUFF at Sevana - เสวนา Bar

RhuBarb & CusTard presents SISTER BIG STUFF 
A Super Chilled out Saturday Afternoon on Soi Chan 16 , BBQ with Craft beers flowing. Its all about Family & Friends,The sweet sound of Roots Rock Reggae & Ska in the air with one of the last chances to catch a vinyl DJ set from our main man DR DAPOOKSTER before he jets off over yonder . LIVE set's from WOMBAT & John Will Sail ,and Many more guest acts TBC, Fine Art on display and as well as that it's Danny & Joe's (Wombat) Birthday Bash , so don't be a rude boy and come along Jam ,drink.and relax from the afternoon til the early hours and come and say hi to Joe"s Big Sister ,

Line up.
DJ DR DAPOOKSTER 
WOMBAT 
JOHN WILL.SAIL.
NATHAN LYNCH

こちらは雰囲気変わって酒場の音楽って感じ。HOSTはJoeとDannyのやっている酒場ユニットWONBAT。ファラン中心に酒好きの宴会好きが集まる感じです。この集団とは活動初期に出会って以来のお付き合いで俺だけ音の雰囲気違うっちゃ違うんだけど、酒場は好きなので参加し続けている。今回はPOOKもDJで参加するのでロックありルーツレゲエありPOPSありって感じでなんでもありの酔っ払いパーティー。人当たりの良いファランが多いので普通の方も参加しやすいと思います。

SISTER BIG STUFF

2018/03/31(SAT) 21:00~til late

WOOT ROOT in the Party at BLACK CABIN

このパーティーはまだ詳細が来ていない(笑)主催はロックシェルターと言うファランと見目麗しいセクシーなタイ人女性ボーカリストのエレクトロポップユニット。メンバー全員ルックスがとても良いので人気あり。なぜ、彼等の客にはぜんぜん受けないやりっぱなしの爆音アブストラクトユニットWOOT ROOTを彼等が好きなのかよくわからないが、熱烈なラブコールを受けたのでもちろん出演する。そしてまた出演者以外にはぜんぜん受けないんだろうな…(笑)まあいいや。いつものように好きにやるさ。BLACK CABINはとても良い内装のBARで高級感や隠れ家感もあってデートに良い感じ。普段はPOPSやファンクなどを演奏する無難なハウスバンドが入ってるので、タイ人の恋人と一度行ってみてくださいませ。

 

夢か現か幻か

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Rendezvous with Sergio Verdinelli at 12×12 BKK

12×12で開催したイベント【Rendezvous】でのセッションは良い感じだった。俺のギターがかなり古いので、後でセッション映像を見たら調子の悪い時のジミヘンのようなヘロヘロのチューニングで申し訳なかったが、彼のプレイはとにかく素晴らしくて観に来てくれたみんなは完全にぶっ飛ばされていた。彼自身もとても楽しんでくれたようで良かった。

今回はヨシタケ君の紹介で彼といきなり彼等のアジア旅行の中にふたつのライブを組ませてもらったわけだけど、フリーフォームのジャムセッションってのはいきなり自分のコアな部分をさらけ出す感があるので演奏が上手くいった後は以前から知っている長年の友人のような気分になってしまう。昨日は1日街を案内して歩いたが、セルヒオとジュリアナはとても仲が良くて可愛らしくて気持ちの良いふたりなのもあってリラックスした良い休日になった。ディナーの時にタイレストランでビールを飲みガイヤーンをたらふく食べた後で、陽気な彼等がテーブルの向こう側でくるくる表情を変えながらハイテンションで競い合いつつ俺に大好きなボカジュニアーズの話をする姿を愛おしく眺めながら、出会いってすげえなぁ・・・音楽ってすげえなぁ…と思っていた。

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この街は観光都市でもあるのでいろいろな国の人間と会う機会があるけど、普通に暮らしているだけではなかなか友人になる機会は訪れない。英会話のスキルの問題もあるし。それが音楽を介すと一気に解決してしまう。俺はバンコクに来るまでは俺は全く英語を喋ったこともなければ外国人の友人もほぼいなかったし人見知りの上にかなり不愛想なわけで、そんな奴が今まがりなりにも異国でたくさんの友人を作れているのは明らかに音楽のおかげだ。音楽ってのは言葉の要らない優れたコミュニケーション手段であるのは間違いない。出会った同種族の友人と短いけど密度の濃い時間を過ごすってのは人生の歓びだ。俺を取り巻く全てに感謝するしかない。

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演奏を終えて酒を飲みながらパーティーの中でひとりでチルアウトしているときに、ふとデジャブのように日本で見たたくさんの光景を思い出すことがある。もちろんパーティーなのでよく似た光景なんだけど、目の前の光景の中には日本人がひとりもいなくて皆が俺に英語かタイ語で呼びかけてくる。酔いも手伝って現実味が薄れていってとても不思議な気分になる。あれ?これ夢なのかな?って感じである。すると大概の場合は友人が現れて『KOTA大丈夫か?生きてるか?』って感じで俺を現実に引き戻してくれる(笑)バンコクの友人達は大概の奴は俺より若くて元気なので、ひとりで黄昏てないでテンション上げようぜって感じである。でも俺は全てを楽しんでいる。心配ない。

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3月29日に10年以上前に神戸のカタカムナで出会ったタブラ奏者のNaoto vavaとJAMで演奏する。おまけに俺の好きなタイのアーティストのひとりのチェロ奏者YUIさんも一緒に演奏する予定だ。これも俺の人生が現実だったと知らせてくれる出来事のひとつで、日々に追われてすぐに忘我状態になる俺のケツを誰かが『目を覚ませ!現実やぞっ!』て感じで叩いてくれてるのだと思っている(笑)

人生はたまにミラクルで相変わらず面白い日々だ。

ただ、毎回見送りだけは寂しくなるからいやだなぁ…。

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日々の徒然

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そんなこんなで毎週バンコクでギターを弾いて歩いては出演するイベントについて日本語でブログやらFBやら書いて告知しているわけだが、地味に日々書き続けている割にはバンコクの日本人のお客さんがライブに呼べなくてなかなか切ない今日この頃だ。今夜のイベントもお客さんのリストを見る限りそんな雲行き。DJ主催のパーティーにはたくさん来ているので、俺の音楽がパーティーピーポーには面白くないってことやから、ダンスミュージックではないにしても見る価値のあるライブを演るようにがんばらなあきまへんなぁ。

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とはいえ、どんな国の人だろうとライブに来てくれて楽しんでくれれば、それで何も問題はない。どちらかと言うと色々な国の人が混ざっている方がやりやすいし好きだ。ぼやいている理由は単に日本語でこれだけ書いてるのに反応薄いなぁって理由で、もう少し来てくれたら嬉しいってだけだ。記事に対する人の反応ってのは本当に素直で、つい最近おっぱいの大きい可愛い若い女性アーティストがドラムを叩いている映像を上げた時の男達の反応には笑ってしまった。俺はループ系だったし演奏が良かったから参考に上げたんだけど、結果明らかにいつもと反応速度が違うしみんな一気にシェアしまくってるし…ぜったいにおっぱいにやられとる(笑)男は年齢関係なくそんなもんで、俺も含めて他愛もなくて阿呆だ。映像は↓↓↓

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ちなみにこのCoffee Musicってのがレーベルなのか何だか知らないけど、関連動画にはものすごくスマートでものすごくスキルフルな若いプレイヤー達の動画がたくさん上がっている。個々のスキルの高さと計算された演奏の見せ方にいつも感心している。この女の子も演奏だけでなく細かい動きから表情の作り方までバッチリ計算されている感があって、みんなが反応したのも無理はない。音楽的に過去の名曲の焼き直しで新しい部分はほぼ無いけど、以前には無かったプレイヤーの見せ方だと思う。

ちなみに、ループミュージックとして見るべき部分はまったく無い。ルーパーを演出の道具として使っているだけで構成はバンドでやってるのと一緒でDJがサンプリングで作る作品と同じだ。最近同様のアプローチをするアーティストの映像がたくさん上がっているが、上手いけど面白くはない。過去の遺産を組み立てなおしてそれらしい歌を乗せたりしているだけだ。10年以上前にスタジオで全ての楽器を使ってループミュージックを作ることにアプローチしてみたが、結果は『大道芸のひとりバンドと一緒なのでわざわざやる意味はない』という結論だった。以降、俺は他の楽器を導入することは禁じ手にした。どうせならバンドでやる方が良い。でもこちらの方がエンターテインメントとしては正しい使い方だ。俺がただ偏屈なだけである。

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現場や映像で様々なミュージシャン達を見ながら日々感じるのは、先ずビジネスありきでそのフォーマットに合わせて自分のスキルを磨いて商品を作っていくのが現代のプロミュージシャンなんだな…ってことだ。仕事なので当たり前なんだろうけど、大概の場面で音楽より前に『それ』が置かれていることは個人的にはどうにも納得がいかない。そんな状態では魔法や奇跡は決して起こらないからだ。音を出す前から最終目的が商売でしかないとしたら、それは本当に音楽なのか?毎回この疑問で終了する堂々巡り。

書いてはみたものの最終的にはどうでもいい話だよな。

世の中金だし。

KOTA amatuti TAKI Live Schedule 2018-④

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KOTA amatuti TAKI Live Schedule 2018-④

3月はセッションが多い。まあ好きな連中とのセッションばかりなのでいいんだけど、さすがにバランスが悪い(笑)しばらく止めてたソロの自力ブッキング再開しますかね…。どのイベントも色は違えど楽し気です。タイミングの合う方は是非。

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2018/03/17 (SAT) 21:00 ~ 1:00
Rendezvous with Sergio Vardinelli / Ramintra

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EVENT PAGE : Rendezvous with Sergio Vardinelli / Ramintra
Venue : Bar 12×12 (Thong lor Soi18/1) 
Entrance fee: 200 B

Improvised Jam session by
Sergio Verdinelli × Kota Taki (amatuti dub drawing space)

Local Guest Live Set
RAMINTRA https://www.facebook.com/Ramintrabeat/

DJ Gaolao

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2018/03/23(FRI) From 8pm til late

STYLISH NONSENSE meets DR LUM
'AT THE SECRET LABORATORIES'
an evening of experimental molam dub tronic bass culture

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different impro live sets, featuring

pok & june (stylish nonsense)
there’s no need to explain the music of bkk underground heroes anymore…
https://www.facebook.com/stylishnonsense/

frank o-b rom & ben i sabbah (dr lum)
deconstructing, re-creating & mixing isan molam with sub urb electronica, mostly a studio project with rare live presence
https://drlum.bandcamp.com/

dr. dapookster (the sticky rice)
everything what have keys and sound / experimental retro dub reggae style
https://www.facebook.com/thestickyrice/

kota amatuti taki (amatuti dub drawing space)
electric guitarist (musical improvisation) /composer/song writer ~free style loop music~
https://www.facebook.com/kota.amatuti.taki/

kontun ‘champ’ pitukpon (yaan, toomturn molam band)
mahidol expert for various isan instruments, keys, percussion 
https://www.facebook.com/yaanworldmusic/
https://www.facebook.com/toomturn/

tommy hanson (yaan, srirajah rockers)
the ultimate dub wizzard, master of the knobs & faders
https://www.facebook.com/srirajahrockers/

supporting global/bass/dub dj’s sets by

selecta rainny (resident) -world bass music set
Bangkok Riddim Syndicate
https://soundcloud.com/bangkok-riddim-project

ben i sabbah -oriental asian underground set
dr dapookster -heavy dub reggae set

place: The Overstay
time: 8 pm til late 
door: 200 baht

more artists to be added soon

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2018/03/31(SAT)15:00~22:00

SISTER BIG STUFF at Sevana - เสวนา Bar

WOOT ROOT in the Party 

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2018/03/31(SAT) 21:00~til late

WOOT ROOT in the Party at BLACK CABIN

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