An "I " Novel from The City Of Angels

Diary 『バンコク在住日本人ギタリストの日記』

準備完了

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昨日は一日中ツアー用の遠しリハ。最終的にはセットリストを踏まえた上で自由に弾いたセットが音が生きていて美しい演奏だった。Chapter1~Chapter5までの抽象的なストーリーを追いかける感じでリストを作ったが、流れが身体に入るまでに計4回、6時間でなんとかエンディングまで聞いていられるレベルにたどり着いた。あとは繰り返すだけだ。最終的には原型を留めていなかったが濃度は上がった。なんとかに間に合った。

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バンコクでは挨拶無しでステージが始まることも多いが、チェンライは初めてなので英語の挨拶をスマホで録ってギターから出してみた。録音していたメモを聞きながら、『しょぼい声やけどギターを通しているのでアリやな…』ってどんだけ喋るの嫌やねん(笑)と我ながら呆れた。一応挨拶だけはタイ語、英語で今まで何度も同じことを言ってきているのでわかる程度の発音はできていていた。歌はダメでも喋る声は鍛えりゃ使えるかもしれない。単純にみなさんに左脳を使ってほしくないって理由でなるべく喋らない癖がついてるんだけど、最近はどうでもよくなっているので使える音はつかったほうがいいなって感じだ。

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そういや映像用の曲はデモ音源を弾いた時に最後に弾いた《SUN BEAMS》という曲が採用になった。実は先方の依頼を踏まえたコードやPOPなラインを弾くのに飽きてしまって、いつも通りに楽しんで弾いた音源をついでに付け足して送っただけなので、予想外でビックリした。うそでしょ!?って感じだ。これから自分では結論を出さずにとりあえず音源は残して全部提示してみようと思った次第。俺の感覚は世間一般とは完全にズレている。今回の件で良く解った。