An "I " Novel from The City Of Angels

Diary 『バンコク在住日本人ギタリストの日記』

日々の光景とおじさんからおじさんへのちょっとしたディス

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たまには日常的なことを書いてみる。タイではパンツを買ってもユニクロくらいしかその場で裾直しをしてくれない。なので、裾直しは路上でミシンを走らせている露天商かショッピングモールのお直しショップに行ってオーダーする。部屋の掃除をして洗濯のついでに服の整理をしていたら、2年以上前にアウトレットで買ったまま面倒臭くて放置していたラングラーのパンツを見つけた。とりあえず放置していても仕方ないのでタイ在住の男性のブログを見つけて読んでみると路上での裾直しのことが書いてあって値段は200バーツしたという。ちょっと高いよな…と思いつつアパートのオフィスに行って近所に露店が出ていないか尋ねると歩いて3分くらいのソイ・エカマイの路肩に出ているという。なので裾の長さを決めて持って行ってみた。

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日曜なのでおばちゃんがミシンを構えている周りを孫と娘と近所のおばちゃんが囲んで井戸端会議のような状態。『サワディーカップ!』というと全員がこっちを見たのでとりあえず笑顔で『タムガーンダイマイ?(仕事頼める?)』と言うと『ここで待てる?』というので『ダーイ(待てる)』と言って女性の輪の中へ。おばちゃんはぺちゃくちゃと話をしながらも淡々と作業を進めて10分もかからずに裾直し終了。糸の色もしっかりパンツに合わせて変えてくれたし出来上がりは上々。『いくらですか?』と聞くと『30バーツ』という。『30バーツ?お釣りある?』と100バーツを出すと崩して来いというので飯を買って崩してお支払い。えらく安いなぁとびっくりしつつ冷静に考えてみると、下町なので近所のマーケットではジーンズが200バーツで売っているわけで、裾直しに200バーツかかるわけがない。『どうもありがとう!』と丁寧に礼を言って帰った。バンコクではよくあることだけど、地域によって値段はピンキリなのである。ブログ主が日本人ってことで吹っかけられた可能性は否めないけど、それにしても金額としてはたかが知れているので大した問題ではないが、同じ作業で30バーツと200バーツではだいぶ違うよな。俺は10分で終わったが場所によっては数時間~数日かかるらしいし。そういや昨日移動中に雨宿りに入ったデパートで靴を見ていたら、店員が全篇タイ語でセールストークするので、いつ気付くんだろうな?と思っていたら最後まで喋り切った後でどうですか?って顔をしたもので『ごめん。タイ語はあんまりうまくないんだ』と言ったらめちゃめちゃ慌てていた。どうやら俺は服装がタイ人になっているらしい(笑)ものすごく謝られたので『マイペンライカ~ップ』と言ったら後ろで見ていた他の店員が笑っていた。タイ人に見えるとぼったくられることが減っていいかもね。

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スコールが止むまでの一時間ほどデパートの中を見回って休日を楽しむ日本人のオジサンたちをたくさん観たが、俺は同朋である日本人のオジサンたちにひとつ言いたい。

鏡で自分の顔をよく見て服装を決めろ!!

ぜんぜん似合ってないぞ!!

バンコクは暑いのでカジュアルな恰好をしている場合が多いので特にそのズレがひどい。例えば、スポーティーなテニス青年みたいな服装なのに腹は出てるし髪型は7・3分けでできそこないのアイコラみたいだったりして本当に意味が解らない。

マジで酷いぞ!醜いぞ!!

基本的に顔と合っていればどんな服装でも良いと思うが、おじさんは多分20代のままの気分なんだろうな…もちろん洒落たおじさんもたくさんいたが、比率は8:2くらいで自分のことを把握できていない人が多い。身内の誰かが言わなくてはいけない。たまに行き過ぎてギャグマンガのキャラクターみたいになっている人もいるがあれは面白いので良い。多分彼等は鏡を見て試行錯誤の末にあの姿になっていると思う。

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俺もわけのわからない格好をしているので人のことは言えないのだけど、皆さん稼いでいるんだし同じ金をかけるならもう少し洒落た格好ができると思うので余計なお世話だけどディスってみた。本日は以上。