An "I " Novel from The City Of Angels

Diary 『バンコク在住日本人ギタリストの日記』

最近の徒然。

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2018/03/17 (SAT) 21:00 ~ 1:00
Rendezvous with Sergio Vardinelli / Ramintra
Venue : Bar 12×12 (Thong lor Soi18/1) 
Entrance fee: 200 B
Rendezvous with Sergio Vardinelli / Ramintra


Improvised Jam session by
Sergio Verdinelli × Kota Taki (amatuti dub drawing space)

Local Guest Live Set
RAMINTRA

DJ Gaolao

 

日本でのライブの後、トランジットで再びバンコクに滞在するセルヒオと再びセッション。今回はメンバーのスケジュールが合わなかったのとセルヒオがふたりでシンプルにやってみたいと言ったのでデュオ。前から呼ぼうと思っていたタイのアーティストRAMINTRAのふたりと若い友人のDJ GAOLAOことみっちゃんも出演。

下の映像は前回のイベントのファーストセッション。毎回出会ったばかりのファーストコンタクトには面白いテイストがある。途中俺が完全に観客になって映像を録って楽しんでいる時間があるのが映っている(笑)楽しいセッションだった。今回も楽しみ。

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この2週間ほどはいろいろ考え込んでいた…といっても音楽のことばかりなので悪いことではない。ライブの時は極力考えないので、日々演奏について深く深く考える。複数のルーパーを使って作る音はパズルのような部分もあるので、フレーズを作る際の加工の手順について悩むこともあれば、加工前のミニマルなフレーズについて、メロディーについても試行錯誤する。コードについては極力勉強しないので未だに10代の頃にパンクロックやシンプルなロックチューンで憶えた単純なコードと見よう見まねで憶えたコードが基本。最近のソロではそれすらほぼ弾かない。コードは演奏すれば勝手に出来上がるので必要ない。最終的には短いフレーズとドローンノイズとメロディーを積み重ねて抽象的で言葉では説明できない曖昧な感覚をその場にいる人に見せる…というようなことをやっているわけだけど、ひとつ問題が解決すればすぐに次の課題が出てくるので果てしない。今はルーパーを使わずに展開を作るトレーニングをしている。要するに今さら普通のことをやっている(笑)ゴールが見えないので飽きもせずにずっと続けてられるんだろうな…と最近は思っている。

音質が気にくわなくて一年以上前に売り払ってしまったが、音質の良いギターボコーダーも再度導入したくなっている。セッティングが複雑化するので面倒だけど、そのうち再導入するだろう。

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フライングロータスはバランスが最高に良い。野太いビートに美しく漂うフリーキーな演奏。深い夜の匂いもするしクールで色っぽくてほぼパーフェクトに好みだ。こういう音楽を聴いていると女性ボーカルのラインが欲しくなるけどバンコクの女性のボーカリストと膝を詰めて作るのは気を遣うし面倒なのであまりやりたくないので自分でボコーダーで歌ってしまおうって結論になる(笑)

誤解を恐れずに素直に言ってしまえば俺はボーカリストという人種が好きじゃない。だいぶ前だけどトラウマになるような出来事もあったし、歌い手は基本傲慢だからだ。理由は簡単でどんな歌い手でも歌えば必ずメインのポジションなので、必然的にバックで演奏してもらうのが当たり前だと思っているからだ

俺は彼等に負けじと自己中心的で伴奏が大嫌いなので、歌のバックで弾く技術をほぼ持っていないし、単純にイライラするのでぜんぜん向いていない。なので、友人の頼みで気が向いた時以外は基本歌のバックは断わっている。冗談じゃなく年々本気で嫌になってきているので、デストロイヤー気質が炸裂してライブを破壊する前にこの際ハッキリ書いておくことにする(笑)

俺は歌のバックには全く持って不向きです!!

非常に危険なのでライブには使わないほうが良いです。

でも録音では使える場合もあります(笑)

世の中には歌い手を愛している上手いプレイヤーがたくさんいるので、そういう皆さんに頼んだ方が間違いなく良い演奏になります。適材適所ってやつです。歌い手の皆さま、ご理解のほどよろしくお願い致します。

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だんだん暑くなってきた。

今年は痩せないぞ!!