An "I " Novel from The City Of Angels

Diary 『バンコク在住日本人ギタリストの日記』

フアヒンの話

f:id:amatutitaki:20171220053158j:plain23日はフアヒンのVIRUS Dr.Doon Studioでライブ。この店というか空間の主であるDr.Doonは個性的な奴の多いタイでも一風変わった雰囲気の男で、ギターを弾くしイベントやパーティーでMC(ラップじゃなくてほんまに喋る方ね)もやるし番組なんぞもやっていて髭もじゃもじゃで洒落た恰好で喋りもうまいのでとても目立つが、特に主張が強い感じでもなくてすごく自然体な良い感じ。

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昨年の12月にフアヒンに初めてライブに行ったときに会って流れで次の日にいきなり遊びに行ってSeen Spaceの中庭で弾かせてもらって、すぐにノイズマーケットでも会ったくらいでそう長い時間一緒にいたわけでもないんだけど、とても印象に残っている。要するに、良い空気を身にまとっている感じなのだ。久しぶりに会えるので楽しみ。

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今回のライブはバンコクで出会った日本人の歌い手 eico ちゃんのお誘い。数年前にフアヒンに移住していて俺はそれを知らなかったが、昨年ライブに行ったらそのイベントに出てた。おお!?久しぶり!!って感じでだった。世間は狭いのだ。今回は急遽何曲か一緒にやる予定になったが、歌のバッキングはまたしばらくやってないしどうなることやら…まあ歌の邪魔せんように気を付けよう。

あと、昨年はフアヒンでアンドレという同い年の友人ができた。ライブが終わった後で一晩うだうだ飲んだ。音楽が好きで設計の仕事をしているという彼は、次の日にちょうど用事でバンコクに行くからと真夜中にフアヒンに部屋を手配してくれて翌日俺を車で送ってくれた。話が通じているようないないような状態なのに一緒にいられるってのは気が合うんだろうということでこれも印象的な出来事だった。彼も洒落者だ。いい感じで帽子を着こなしていた。最近思うけどみんなお洒落なんだよな…俺はステージ以外はどうでもよいのですぐに冴えない感じになるので気を付けているが、やはり年々地味になっていく。おっさんこそ気合入れとかんと日々容姿は衰えるしねぇ…。

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今回も1泊2日の短い滞在だけど、最近の自分の調子は悪くないし、久しぶりの友人に会える嬉しさもあるし、ロケーションも抜群だし気候も良い。新たなミュージシャンの友人Garyとのファーストセッションの予定もあるし、慌ただしいながらも気分よく弾けるだろう。昨年は行き当たりばったりだったけど今回は部屋もチケットも手配済みで既に無問題。朝からバスでフアヒン行ってゲストハウスにチェックインして現場入ってソロ1時間弾いてセッション2発やって酒飲んでゲストハウスに帰って寝て起きてセッションRECやって夕方からバスでバンコクに帰って来るだけである…って現地滞在時間24時間でこれはけっこう予定きっついな(笑)とりあえずいろいろ楽しもう。

 

最後に、ライ・クーダーについて語るDr.Doonとアーティストのローレイさん。

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