An "I " Novel from The City Of Angels

Diary 『バンコク在住日本人ギタリストの日記』

イスタンブールに音を送る

f:id:amatutitaki:20170929083627j:plain

昨夜はトルコからのメッセージに応えて急遽録音する為に機材を揃えて出ようとしたらスコール。止むのを待って出たがまだ空は分厚い真っ黒な雲で覆われていて『やばいぞ~』と呟きながらタクシーを捕まえてオンヌットのSTUDIO BROWN STONEへ。雨、夕方、バンコクってことでいつもなら20分ほどの道のりを1時間以上かけて到着。着いて早々雷鳴が鳴り響いてまた大雨。最悪の事態は免れてスタジオの2階に住んでいる今回の急な話を手伝ってくれる Tommy と無事合流。

www.youtube.com

スタジオではなくてライブスペースの広い空間で小さめのアンプを使ってマイクを複数本立てての録音。5分間のサウンドスケープなのでノープランでイメージだけ持って臨んだ。試しに録ったベーシックが面白かったのでそのまま使ってオーバーダブ開始。雷雨のノイズを取り込んで即興を5トラック程録って終了。悪くない雰囲気だ。後はトミーに任せる。もう長い付き合いなので俺が何をしたいかなんとなく掴んでくれているので話が早い。そういえばJoeの紹介でトミーに初めて会ったのもここだったなぁと弾きながら思い出した。30日に依頼者のÖJK WHA HUFUZにデータを送って後はCDになったら知らせてくるだろう。長編録音前のウォームアップとしても面白い時間だった。

2年ぶりくらいに行ったが、スタジオ、ギャラリーカフェAgehaだけじゃなくてライブスペース、ギターショップまでできていてめちゃ驚いた。まだプロジェクトは進行中みたいなのでこれからも注目やな。