An "I " Novel from The City Of Angels

Diary 『バンコク在住日本人ギタリストの日記』

そろそろ始めましょうかね…

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Photo from CHAOS JAM vol.4 at 12×12 (2016)

 

私は何ものにも縛られない

そして、私は誰も縛らない

I'm not ruled by anyone.
And I don't rule anyone.

Nemo me regit
neminemque rego.

 

フリーフォームセッションのイベントを始めた時から一貫しているコンセプト…とはいっても俺なりにやって欲しくないことはいっぱいあるんだけど。排泄物投げつけて自由表現とか言われても嫌だし後でそれを掃除するのも嫌や(笑)面倒見切れん。

セッションをオーガナイズする時は基本的にMusicianとダンサー、ペインターで構成するし、汚いのとかグロいのは俺自身が嫌いなのでその関係の方々はできるだけ呼ばない方向になる。俺がガキの頃はそういう極端でイカれた表現をするアーティストがたくさんいたけど最近じゃあんまり見かけなくなったし、不快すぎる音楽や楽器を叩き壊すようなパフォーマンスもほぼ見なくなった。これも時代の流れってもんなんだろう。『人見て選んでるじゃん!ぜんぜん自由じゃない!』とかいう突っ込みは一切受け付けない。オーガナイズしてケツを持つからには俺の嫌なことはやらなくてもいいのである。

ミュージシャンはだいたい決まっているがバンコクに来てからタイのダンサーとパフォーマンスをしたことが無いのでタイの友人に頼んで情報収集中。この街のパフォーマーはレベルが高いので逆に難しいことも多い。できるだけ走り回ってみるが、何を言うても実験に近いイベントなので予算も見込めないわけで、最後は出演者の情熱だけが頼りである。形がガッチリ決まっている出来上がっている人ほど『自由』と言われると戸惑うものだ。1度共演してしまえばうだうだ話をするよりも早いんだけど、実験的≠商業的ってことで、ここではなかなかそんなイベントはない。んじゃ外国人の俺がその機会を作って無責任にいろいろミックスしてしまえ!という意味でのオーガナイズなので出演者に主旨を伝えることは必須である。言葉で表現できないことをやりたいのに言葉で説明するってどないやねん…といつも悩むところである。実は以前から考えていたので実現すると見る価値のある面白そうな組み合わせは数組ある。とりあえず手を付けてみるが、さて、ひとりでできるかな…。

 

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今日は夕方からパフォンヨーティン駅近くにあるカフェバーMethod to My Madnessにてイベント出演。5人のリーディングポエトリーを相手に即興セッション。3時間ほどだけどどんな構成になるのかな…全部ひとりで弾くとなると必死やな…お客さん来てくれるかな…とか初めての場所はいろいろな意味で楽しみなものです。

 

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ここのところDJとのセッションが続いているけど来週土曜は久しぶりにスコットランド人のドラマー Joe Delaneyとのふたりユニット WOOTROOT でライブ系のパーティーに出演。出演者も友人が多いので楽しい夜になるだろう。Joeのようなパワーのあるドラマーとやると気兼ねなく轟音が出せるのが嬉しい。

来月はユニット/ジャム/ソロ まんべんなくいろいろスケジュールが入っている。しっかり食ってすべてしっかり前に進めたい。しかし、マネージメント事項が増えて既に面倒や。どいつもこいつもフリーダムなのでやりたがらない…しゃーないか。

 

とりあえず、英語ができて一連のイベントオーガナイズのお手伝いしてくれるという奇特な方がいれば是非連絡ください。

連絡先は、

E-mail:  amatuti.thailand@gmail.com

もしくはメッセンジャーで。